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LoRaモジュールを使ったトランシーバー


920MHz帯で主にIoT向けの特定小電力無線で、LPWA(Low Power Wide Area)の一種で、LoRaと言う通信規格があります。
この「LoRa」通信モジュールが秋月電子さんで入手出来るのですが価格が(どこも一緒ですが)@1,980円と格安なので何か応用出来ないかと考えてみました。
私たちライセンスフリー無線に興味がある人間からすれば、やっぱりトランシーバーでしょ!との事で音声をデータ化して送受信するトランシーバーを作ってみました。

早速実験をやって見ました

本来はIoT向けで低速なデータ通信用です

携帯電波のエリア外など山間部で機器の情報などを伝達するのが当初の目的のLPWAなのですが、今回の様に音声データを連続して送信すると他の通信の妨げになると思われるので本来は余りやらない方が良いと思いますが、規格上(キャリアセンス)の条件を満たしていますので問題は無いと思います。

今後のLoRaの使い道

GPSの位置情報や短いメッセージなど小容量(32バイト位)のやりとりでしたら、見通しでは無くても2キロ程度、見通しですと10キロメートルは通信可能です。
ライセンスフリー無線愛好者だけのネットワークが有っても良いのでは無いでしょうか。

細かい通信設定

株式会社クレアリンクテクノロジー製のLoRaモジュール「E220-900T22S(JP)-EV1」で設定出来る帯域幅やビットレートの範囲内で通信距離が変わってきます。もちろん通信データ量は少ない方が送信時間が短くて電波変動の影響を受けにくいので有利となります。音声データトランシーバーは一番効率が悪い使い方ですね。

 

このページは随時更新しますので宜しくお願いします。

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